生き残りたい

メンヘラによるライフハックと雑記

寂しさ

 寝る前に、その前にシャワーを浴びたときに、それ以前に食事をとったときもわたしはずっと寂しい。誰か一緒にいてほしい、話がしたいというぼんやりとした感情がつきまとっている。

 一緒にいてほしい誰かは、不特定多数の他者ではない。家族のうち母または姉、または恋人である。彼らには「寂しい」と言ったら言葉なり行動なりで反応を返してくれる確信がある。家族は大丈夫?どうしたの?と心配してくれるだろう。加えて恋人は抱擁もくれるだろう。

 寂しさを分解すると、人肌に触れたい感情、話がしたい感情、不安な感情などで構成されているようだ。
 一人暮らしの私ができる寂しさへの処置は、電話などで間接的に交流することまたは他の作業、例えばこのように文章を書いたり漫画を読んだりすることで紛らわせることができる。

 寂しさに気づいてから紛れてしまうまでには多少時間がかかる。そのためつい抗不安薬に手を伸ばしたり依存できるもの(酒類)を求めてしまうこともある。

 学習の原理で、気づきから紛らわせという流れを身につけなければならない。抗不安薬は数に限りがあるし、アルコールを摂取すると経験上、次の日の体調が悪くなる。現在は無事寂しさを紛らわせられたという成功体験を積み重ねている最中である。

 だが、わたしは社交的な性格ではない、むしろ調子が悪いと広場恐怖を覚えるような人間である。一人でいることに違和感や不安を感じるのは、そんな性格に矛盾しているように思える。自分の感情の扱いとは斯くも難しい。